仮想自治体「庄内藩」
2024年10月19日【仮想自治体・庄内藩への取り組み】
弊社、株式会社オードヴィ庄内は「清泉川」名称のブランドを持つ日本酒醸造の酒蔵であり、
明治八年創業より来年2025年4月に150年を迎える酒蔵です。
日本における日本酒造りは2000年の歴史を持ち、世界に誇る日本固有で最古のバイオ産業であり日本独自の食文化であり、また日本の国酒である。
■プロローグ、直近の話題として政治の話しを少し。
令和6年10月に石破総理が解散を打ち出し第50回衆院選挙が告示された。
定数465・小選挙区289、比例代表176議席を争う選挙となる。
先ず、今回の解散衆院選挙は、前岸田総理が退陣して次の総理選びで自民党内がギクシャクしすぎた。
この問題は、自民党派閥のパーティ券収入において「清和会・阿倍派」は各議員のノルマ以上の加算収入を派閥からキックバックして各議員に戻していた。
そのキックバックで戻された議員の中で、その収入・金額を政治資金規正法に照らして適正処理(記載)せずに、未処理のまま得ていたことが発覚し、それが「裏金問題」としてクローズアップされてしまった。
しかしこの問題は、裏金でもないし、まして税金や公的資金の不正取得でも贈収賄問題でもない。要は、政治資金収支報告書に記載し適正に処理していなかったという不記載・記載漏れの単純な問題である。
不記載の各議員は、指摘を受けて改めて修正申告を行っている。それで終了。
それは不労所得であるから脱税であり納税せよと騒ぐ輩もいるが、いやいや政治資金パーティで得た資金なのであくまで政治資金であり、未記載が判明した時点で政治資金として修正申告すべきであり、不労所得で脱税ではないかというのは勘違いです。現に、検察も国税も脱税で動いてないでしょう。
この問題は、裏金問題ではなくてあくまで不記載問題である。
全く裏金ではないという説明として、このお金はパーティ券の販売収入であること。
パーティ券を買う人は、初めから自分の意思でパー券を買うためにお金を支払うことになる。
頼まれることはあるにせよ最終的に個人または組織の自由意志でパー券を購入してもらい
得た資金であるからにして何をどう遡っても出自がハッキリしているお金であり「裏金」ではなく「表金」である。
これを無理矢理「裏金」と称して騒ぐことは、野党とマスコミのデマゴキーでしかない。
パー券で得た資金を政治資金として届け出れば、各議員が政治資金としてどのように使用しても問題はない。
この内容を踏まえるに、問題は政治資金規正法の問題であって、あくまで議員同士の内輪の話しである。まして解散衆院選の命題にはならないし、重箱の隅的問題でしかない。
議員同士が淡々と議論してさっさと規正法を改訂すれば済む話しである。
庶民への影響は皆無な問題であり、解散選挙の争点などになるべき問題ではない。レベルが低すぎる。
これをあたかも大問題の如く、裏金問題と囃し立て政治改革が必要と絶叫するのは、逆に人気取りと論点ずらし野党のプロパカンダである。もっと重大な政治課題があるだろう。
最後にダメ押しとして、
自民党以外の野党でも盛んに資金集めの政治パーティを年中行っている。
そのパーティ収入の一部を不記載にして後でバレて修正申告を行っている例は野党議員でも後を絶たない。
ということは、この問題に於いて、目くそ鼻くそを笑う範囲でしかないということである。
こんなことが解散選挙の争点になるわけもなく、裏金問題をひとつ覚えで声髙にに騒げば騒ぐほど稚拙感丸出しとなる。
日本の議会政治における民主主義と国会議員のレベルがこれである。非常に情け無い。
我々庶民も一部左派系の一見聞き心地のよさそうなプロパカンダに知らず知らず同調し、
衆愚的ポピュリズムに乗せられないよう気をつけることが肝心である。
現状の喫緊の政治課題は、裏金とか不記載問題では決してない。
それを裏金問題と称して鬼の首でも取ったような勢いで騒いでいる野党を庶民がどう見るのか、そこが問題であり、喫緊課題は、日本を取り巻く不安定な世界情勢への対応である。
世界的に日本の国をどうするのか、どう位置付けをしてどう守るのか。
国内問題は経済と少子高齢化への対応と地方創生である。
グローバル経済、安全保障問題、自然災害における防災問題、人口減少における子育て教育問題しかりである。
国会議員の役割とは、今一度それを問いたい。
政治問題はこのくらいにして、本題に入りたい。
日本の国内問題として、喫緊の課題は少子高齢化への対応と衰退する地方の地方創生と考える。山形県庄内地方に在し、150年続く酒蔵から見る地域の風景を一筆啓上申し上げる。
■我がふるさと山形県庄内地方とは、
山形県庄内地方で米作りが始まったのはおよそ2,200~2,300年ほど前の弥生時代中期と考えられているが、米作りをするための田んぼが本格的に作られたのは8世紀のことです。
712年に出羽国(現在の山形県・秋田県)が置かれ開墾が始まり、最上川からの豊富な水と、豊かな土、米作りに恵まれた気候の庄内平野は「お米のふるさと」「日本を支える米蔵」として、全国に名を馳せました。
芳醇な大地、庄内平野
現状、庄内平野の面積は約530平方kmで、東京ドーム約8,500個分の面積をもつ全国有数の穀倉地帯であり、庄内平野を取り囲むように、北に霊峰「鳥海山」東に「月山」南に「朝日連峰」を望み、この三方の山並みから湧き出る水系と日本三大急流の一つである最上川が広い庄内平野を潤しています。
近年における米収穫量の数字では、山形県全体では40万トン、庄内地方では16万トン、昔風に米1石の重さ約150キログラム相当で換算すると山形県全体で260万石、庄内平野では106万石の生産高となります。
昔から庄内の稲作農家は、新品種の選抜・品種改良や栽培技術の改善に積極的に取り組んで来た経緯があり、明治以降多くの農民育種家を輩出したことも歴史に残る快挙となりました。
現在、良食味品種としてブランドを確立しているコシヒカリ、つや姫、あきたこまち、ひとめぼれなどの主要な米の品種の祖先をたどると、庄内地方の農民が研究開発し育成した「亀ノ尾」(阿部亀治)や「森多早生」(森屋正助)などに行きあたります。
まさに山形県庄内平野は日本有数の大穀倉地帯であり、日本における「お米のふるさと」として面目躍如です。
■次の話題として、山形県及び庄内地域の人口動態について
先に山形県全体で見ると、人口のピークは、昭和25年の137万人で令和2年の国勢調査では107万人まで減少している。
庄内地方で見ると、ピークが昭和30年の37万6千人で令和2年現在で26万3千人まで減少している。
何と庄内地方では減少率69%・実質11万3千人が減少している。
このまま人口減少化が進むと2050年の予想値として17万人まで減少することが想定されている。
庄内地域全体の面積は、2,405平方キロメートルで県土の約4分の1を占め、神奈川県や佐賀県とほぼ同じ面積を有している。その面積に17万人の人口しか居なくなるという現実が迫ってきている。因みに現状の神奈川県の人口は約922万人であり、現状26万人と比較しても恐ろしい数字である。
■問題提起
現状で庄内地域には、鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町の5つの市町が存在している。たった26万人の人口で5つの市町と神奈川県に匹敵する面積を維持しなければならない。今後も毎年人口が減る傾向の中でこの現状を維持出来るのか。
誰がどう考えても無理筋だということが分かるだろう。
ではどうするのか、その処方箋とソリューションは?
やり方として、分散と集合及び効率化と最適化するのみであり、
これからも毎年人口が減っていく過程で更なる分散はあり得ない。
するとか答えは自ずと集合に取り組むことになる。
集合のやり方として、市町村合併を行い庄内地域の基礎自治体を作り替えることであるが
ここで厄介なことは、地元の住民感情である。
おらの町は何処とも一緒にはならない。昔から我々の所は○○だから。
この地元住民感情が最大のネックになると予想される。
ここで出てくるのが世はデジタル社会、DX化及びデジタルソリューションの応用である。
物理的に力ずくで合併を推し進めたときの住民の拒否反応を回避するために、仮想自治体を構築する。
現状でも、ゴミ処理・焼却炉、水源管理、消防等については、広域連携が既に行われており、
複数の自治体が共同で組織運営を行っている例は数多くある。
また、市町にある公立の大型病院も次々に県立病院との合併が進んでいる。
しかし、現状直ぐに庄内地方の5つの自治体を1つに合併することは不可能であるからして、広域連携の先に、仮想自治体を庄内に構築する処方を取り入れる。
これは、現状有る市町のどこかに合併というイメージではなくて、新たに庄内を1つとする新しい基礎自治体を構築するというイメージである。
従って、この基礎自治体は県でも市町村でもなく、新たな括りとして地元民にはなじみのある「庄内藩」とする。
庄内をひとつとする仮想自治体「庄内藩」に現状5つの自治体が参加するということ。
当面、現状の自治体はそのまま残るので住民には不安感も違和感も抱かせないですむ。
では、新たな仮想自治体「庄内藩」はなにをするのか。
仮想自治体「庄内藩」は庄内をひとつにするゆるやかな連携の母体となる。
先ずは、5市町で行う広域連携事項の模索と実現に向けた施策の実施。各事業の効率化と
最適化を推し進める。
人口減少と共に疲弊していく周辺に対して、新たな視点からまとまりとしての庄内藩を示し
庄内がひとつとなって取り組む未来の地域ビジョンを策定しその取り組みと可能性を住民に示す。日本の中で庄内地域の存在意義とは何かを強烈に発信する。
庄内の地理的条件におけるポテンシャルとその価値付けを分かりやすく示す。
庄内の存在意義、地理的条件として、
日本屈指の稲作穀倉地帯として庄内における農業の推進
これは、日本の食料自給率問題及び食料安全保障について庄内は欠かせない存在である。
人口減少を見据えて地域活性化を考えたとき、将来的に庄内はひとつに集合するしか道はない。そのための仮想自治体「庄内藩」の構築とともに、庄内地方の存在意義である地理的条件における庄内平野の存在にに対して、稲作農業の効率化を行う必要があり、農業分野でも「庄内藩」と同じく集合構想が必要となる。
喫緊課題は、農業従事者の高齢化に伴う農業離れとその先に現れる耕作放棄地問題。
その解決方法として、「庄内藩」構想と同じく、庄内の農家を大胆にひとつにまとめる・ 集合構想を構築すること。
この構想にJA山形・庄内の各単協がどう絡むことが出来るのか。また集合構想の推進役として担い手になれるのか。JAに期待出来ないとすれば、地元で気概のある農場従事者が自ら立ち上がり、集合組織を立ち上げることが必要となる。
その先には、超大型区画整理された庄内の水田を端から端までGPS誘導で無人化した各農業機械とドローンが縦横無尽に動き回る未来の稲作風景が見られるであろう。
これで、庄内をひとつとする仮想自治体「庄内藩」の構築と、庄内平野の米作りにおける集合と効率化が実現されれば庄内の将来に向けた基盤が出来上がり、その基盤の上に様々な取り組みを乗せていけば庄内の将来構想がハッキリと見えてくる。
その構想を見て庄内に住むことに期待と安心出来れば、若い世代の子育ても進むと思われ、他地域から移住組も増える可能性も出てくる。
まとめとして、
・庄内の居住者に対して現状把握を進める施策の実施。
・今のままでは庄内から人が居なくなるという将来を認識させる運動の展開
・庄内はひとつ構想の展開、仮想自治体「庄内藩」の構築
・庄内平野と農業従事者を守る仕組み・庄内平野はひとつ構想の展開
安心して庄内に住んで生活する喜びを感じられるようにしたい。
安心して庄内で仕事が出来て暮らしていけるようにしたい。
来年で創業150年になる酒蔵の窓から眺める景色がこのまま200年経っても続くよう、
祈るばかりであるが、その足元にある山形県庄内の地域環境について酒造りの立場より
地域テロワール意識を強く持って地元にこだわる酒造りを心がけ、地域問題に対しても
傍観者でなく積極的な地域貢献と情報発信を行っていきたい。
長々と口説くなりましたが、この辺で。
では、お後がよろしいようで。また、お会いしましょう。
一筆啓上仕ったのは
株式会社オードヴィ庄内
事業推進部・佐藤
「大切な人と特別な時間を」
2023年12月15日もうすぐクリスマスですね。
クリスマスといえばやはり大切な人が思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
そんな大切な人と特別な時間を過ごしませんか?
今回は大切な人と特別な時間を過ごせるお酒 「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」をご紹介します。
~2種類のお酒~
大切な人と特別な時間を過ごせるお酒 「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」は何と1種類ではありません!
・オードヴィ・ヌーボー プレミアム生
・オードヴィ・ヌーボー エクストラホワイト
の2種類あります。
この2種類の魅力をご紹介しましょう。
~日本酒という共通点~
2つのお酒には日本酒という共通点があります。
日本酒をはじめとするアルコールには、セロトニンの分泌を促進させる作用があるといわれています。
セロトニンは、ストレスに関係する脳内物質のひとつです。
セロトニンが不足すると、イライラしたり不安になったりなどストレスを感じやすくなります。
日本酒を飲むとセロトニンの分泌が促進され、ストレス抑制効果が期待できます。
また、その他にも血流改善効果やリラックス効果もあるのでメリットがたくさんですね!
~飲み比べができる~
「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」は雪若丸というお米からできています。
ですが、構造の過程がそれぞれ違うため味が少しちがいます。
例えるならワインのような感じです。
オードヴィ・ヌーボー プレミアム生とオードヴィ・ヌーボー エクストラホワイトで飲み比べをしてみると楽しいかもしれません!
~地球環境に優しい~
「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」はバイオ炭を、動植物性の有機質肥料を栽培所に採用することで二酸化炭素の削減CO2削減米が生産されます。
簡単にいうと「雪若丸」を使用するごとに二酸化炭素を削減できるということ。
もっと簡単にいうと「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」を飲めば飲むほど環境にいいということですね!
~大人な時間を~
2種類のお酒があるからこそいろいろな飲み方ができる「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」。
リラックス効果もあるのでほろ酔いになれば必ず特別な時間になること間違いないでしょう!
いかがでしたか。
大切な人と特別な時間を過ごすことができるお酒「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」。
プロジェクトページに飛ぶとセットで販売していますので、ぜひお買い求めください。
※今回「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」のリターン送付につきましては、
プロジェクト終了後、速やかに発送準備を行い、年内お届けが可能です。
是非、ご家族やお友達とお正月をこの「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」と
今年の新米・C02削減米「雪若丸」で新年をお祝いください。
4周年2023年版
「オードヴィヌーボー」プロジェクト始動
公開用URL
https://www.makuake.com/project/nubo2023/
「これでストレスも怖くない!」
2023年12月09日地球環境に優しい画期的なCO2削減米使用 「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」のマクアケプロジェクトに応援いただきありがとうございます!
これから活動報告レポートでもプロジェクトを活性化していきます!
ストレスって知らず知らずのうちに溜まっていますよね。
現代ではストレスとは共存しなければなりません。
しんどいですよね。
疲れますよね。
ストレスと毎日一緒にいると何かに逃げたくなるはずです。
お酒だったり、タバコだったり。でも、お酒は飲みすぎると体に良くないし、タバコなんてもってのほかです。
「じゃあどうすればいいの!」
大丈夫です。
実はお酒は適量だったら体に悪影響はありません。
さらに、お酒の中でも「日本酒」はストレスにいいとされています。
そこで今回は日本酒がもたらす効果をご紹介します。
~日本酒でストレス解消~
日本酒をはじめとするアルコールには、セロトニンの分泌を促進させる作用があるといわれています。
セロトニンは、ストレスに関係する脳内物質のひとつです。
セロトニンが不足すると、イライラしたり不安になったりなどストレスを感じやすくなります。
日本酒を飲むとセロトニンの分泌が促進され、ストレス抑制効果が期待できます。
飲みすぎると悪酔いにつながるため、あくまでも適量を守ることが大切です。
~日本酒で血流改善~
日本酒は、他のお酒に比べアデノシンが多く含まれるお酒です。
アデノシンには、血管を拡張させる作用があります。
ストレスが引き起こすのが、血管収縮による頭痛や腰痛、高血圧といった症状です。
アデノシンを含む日本酒を飲むことで、血管が拡張し体が温まったりコリがほぐれたりといった効果が期待できます。
~日本酒でリラックス!?~
吟醸香と呼ばれる日本酒の香りには、リラックス効果があるといわれています。
吟醸香は、花やフルーツを思わせる華やかな香りです。
吟醸香に含まれる「カプロン酸エチル」や「酢酸イソアミル」がリラックス効果をもたらします。
~オススメの日本酒~
日本酒の効果がわかったところでオススメの日本酒をご紹介したいと思います。
それが「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」です。
「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」は山形県が開発した最新米「雪若丸」を使用しています。
雪若丸を2kgを利用することにより、3.8kgのCo2削減効果に寄与することが実証されました。
簡単にいうと地球に優しい日本酒ということです。
また、「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」は昔ながらの仕込み方法を継承しています。
小さな酒蔵として、昔ながらの仕込み方法を用いて全て手作業にこだわり、吟醸酒や純米酒に使用する酒米は手で洗米を行うなど、丁寧に思いを込めた酒造りを行い、全ての作業に気を配りながら、完全に管理が出来る量だけを取り扱うことにより「蔵の個性が反映するきめ細かな味わい」となっております。
いかがでしたか。
日本酒にはストレスを解消する効果があるなんてびっくりですね!
ですがくれぐれも飲みすぎには注意です!
そして、オススメの日本酒でご紹介させていただいた「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」ですがまだまだこだわりや魅力があります。
気になる方はぜひプロジェクトページをご覧ください。
4周年2023年版
「オードヴィヌーボー」プロジェクト始動
公開用URL
https://www.makuake.com/project/nubo2023/
「これが純米酒だ!」
2023年12月08日地球環境に優しい画期的なCO2削減米使用 「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」のマクアケプロジェクトに応援いただきありがとうございます!これから活動報告レポートでもプロジェクトを活性化していきます!
皆さん純米酒って何かご存知ですか?
しっかりと説明できる方は中々いないと思います。そこで今回は純米酒についてご紹介します。
これを読んで日本酒博士になりましょう!
<目次>
・純米酒とは
・純米酒の味わい
・純米酒の楽しみ方
<純米酒とは>
純米酒は、日本酒を原料や製造方法で分類した特定名称(とくていめいしょう)のひとつです。
特定名称は、純米酒を含む以下の全8種。純米吟醸酒や本醸造酒なども、特定名称に挙げられます。
・本醸造酒
・特別本醸造酒
・吟醸酒
・大吟醸酒
・純米酒
・特別純米酒
・純米吟醸酒
・純米大吟醸酒
純米酒を含む“純米”と付くお酒は、米と米こうじのみを原料に造られるのが特徴です。
<純米酒の味わい>
米と米こうじのみで造られる純米酒は、コクのある豊かな味わいが魅力です。
香りはおだやかなタイプが多く、こっくりとした米の旨味が感じられます。
一方で、味わいがすっきりとしたものも存在するなど、豊かなバリエーションが魅力です。
温めるとより味に深みが生まれ、燗酒好きにも好まれるタイプです。
米から生まれるお酒、日本酒ならではの魅力が詰まった種類といえるでしょう。
<純米酒の楽しみ方>
純米酒は、冷たい冷酒から常温の冷や、温めた燗酒まで幅広い温度帯で美味しいお酒です。さまざまな温度で楽しめる日本酒ならではの味わいを満喫できます。
7〜10℃に冷たく冷やせば、みずみずしい旨味を堪能できます。
おだやかな香りを楽しみたいときは、常温の冷やがおすすめです。
純米酒ならではのまろやかな口当たりを楽しめます。
寒い季節には、35〜40℃前後の燗酒がおすすめです。
人肌燗からぬる燗といわれるこの温度帯は、米や米こうじの香りがより際立ちます。
シャープな口当たりを楽しみたいときは、45〜50℃まで温度を上げてみてください。
お酒のキレが引き立ち、純米酒のまた違った個性が感じられます。
いかがでしたか。
純米酒について知ることができたのではないでしょうか。
実は本プロジェクトの「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」も純米酒です。
純米酒だけでも魅力的ですが、「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」にはさらなる魅力が隠されています。
気になる方はぜひプロジェクトページをご覧ください。
4周年2023年版
「オードヴィヌーボー」プロジェクト始動
公開用URL
https://www.makuake.com/project/nubo2023/
「【環境配慮お米】ドライヤー4時間分のCO2削減量!」
2023年12月05日地球環境に優しい画期的なCO2削減米使用 「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」のマクアケプロジェクトに応援いただきありがとうございます!
これから活動報告レポートでもプロジェクトを活性化していきます!
近年、SDGsやエシカル商品などの地球に配慮している製品が徐々に有名になっていますよね。
新聞などでも特集されていたりします。
しかし、まだまだ「エシカルや地球に優しいって地球温暖化の影響だからじゃないの?」と具体的に自分の行動がどれだけ地球に配慮できているか分かりづらいですよね。
そこで今日は環境配慮のお話をコンパクトにまとめてみました!
__エシカルとは__
✓環境への配慮
✓人への配慮
✓社会への配慮を大切にして作られた商品のことを指します。
◯環境への配慮
近年、地球温暖化や異常気象など様々な社会問題を耳にすることが多いですよね。
便利なものを追い求めた結果、空気汚染や有害物質を含む水質汚染、生態系の破壊や異常気象による農作物への影響が!!その為、エシカルが選ばれる傾向にあるんです!
メリット
・自然素材を使用することで廃棄する際にも有害な化学物質が発生しない
・廃棄物を最小限に抑えた包装や廃棄されるはずだったものを新たな製品へと生まれ変わらせたりも☆
◯人への配慮
農薬や化学的な成分、添加物に頼らず自然由来の原料で生産されていることがほとんどなんです!
メリット
・オーガニック食品は化学処理された肥料や農薬を使用しない為、栄養価が高く素材本来の良さを味わうことができます☆
◯社会への配慮
大量生産・大量消費/廃棄が多い世の中で安価に販売されている商品の背景には商品の製造過程で児童労働、長時間の低賃金労働、決して安全とはいえない労働環境などの問題が起こっている場合があります。
メリット
・エシカル商品は生産者の権利が尊重の元、公正な給与が発生
・安全な労働環境が保証されていることが重要視され、労働環境の透明性向上
エシカル商品は原料のみならず作り手の労働条件や人権にまで目を向ける必要があるといえるでしょう☆
__CO2削減米生産への挑戦__
本プロジェクトはバイオ炭を、動植物性の有機質肥料を栽培所に採用することで二酸化炭素の削減CO2削減米が生産されます。
__バイオ炭とは__
未利用野菜・未利用資源から、もみ殻をいぶし焼きして炭化させたものを製造する技術を使って、製造過程でも二酸化炭素を出さない炭なんです。
それだけじゃなくて、使用するのはバイオ燃料のみとなります。
__雪若米はどれだけ削減してるの?__
この農法により作られている、オードヴィヌーボーの原料米となる「雪若丸」
「雪若丸」を2kg利用することにより
二酸化炭素削減量は3.8kgに相当するんです!
あんまりピンとこないですよね!
皆さんが髪を乾かす時にドライヤーを使用すると考えてみましょう!
ドライヤーは小さい家電なのに、電気代が高く付く家電でもありますよね。
それくらいパワフルなドライヤーですが、10分程度で100gの二酸化炭素排出量とされています。
そう考えると、「雪若米」はドライヤー2時間〜4時間分の削減量なんです!
ドライヤーを2時間〜4時間つけっぱなしにすると想像すれば、電気代が大変なことになりそうですよね!
「雪若米」はそれくらいの削減量を実現しているすごいお米なんです!
そのメカニズムもプロジェクトページでは画像付きで解説しているので是非チェックしてみてください☆
4周年2023年版
「オードヴィヌーボー」プロジェクト始動
公開用URL
https://www.makuake.com/project/nubo2023/
「香り高い新しいお米、雪若米って実際どうなの?」
2023年12月02日地球環境に優しい画期的なCO2削減米使用 「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」のマクアケプロジェクトに応援いただきありがとうございます!
これから活動報告レポートでもプロジェクトを活性化していきます!
オードヴィ・ヌーボーの原料米は「雪若丸」という比較的新しいお米を採用しているのですが、皆さんは「雪若丸」をご存知でしょうか?新たな食感が楽しめると評判です!そこで今回は「雪若丸」の味わいを他のお米と比較してみます!
どんな味わいのお米からオードヴィ・ヌーボーが誕生しているのか、想像しながら読んでいただければと思います!
☆そもそもどんな特徴が?☆
粘りと硬さのバランスが、これまでにない食感を作りだしているのが特徴です!
しっかりした粒感と適度な粘りをあわせ持つとされています。コシヒカリよりも粘りが強く、あきたこまちよりも硬めのお米が「雪若丸」です!
☆味覚チェック☆
味覚で感じるおいしさをチェックします!
五味識別テストをクリアした企画担当者を含む男女5人のモニターが、各商品を試食!
評価項目は風味・粘り・歯ごたえ・甘味・あっさり度の5つの観点!
コメントとして
「粘り気が少なく、あっさりした口あたり。やや硬めで歯ごたえも十分」
「粘り気はそれほど強くなく、あっさりした味わいをしています。」
「ひと噛みで口のなかにやさしい甘味が広がり、後味の余韻も楽しめました。
一粒一粒が際立っていてしっかりしている弾力を持っているので、歯ごたえのあるご飯が好きな人にもぴったりですね!
☆香り☆
「食欲をそそるような、ほんのり芳醇な米らしい香りが立ち上る」
そんな素敵な声がありました!
他にも、やや穀物特有のクセがありつつも、芳醇さのある香りがしっかりと広がるという声も!
お米の芳醇な香りって意識しないと、香らない事がありますが、みなさんはどうでしょう??
いかがだったでしょうか?
この記事だけでも多くの魅力が雪若米から感じ取れるのではないでしょうか?
本プロジェクトページではもっと多くの雪若米の魅力を掲載しています!
そして、雪若米から生まれてきたのがオードヴィ・ヌーボー!
オードヴィ・ヌーボー の事もご紹介しているので、少しでも気になっt方は是非チェックしてみてください☆
「海外で人気!!?? ライスワインの正体とは!」
2023年12月01日地球環境に優しい画期的なCO2削減米使用 「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」のマクアケプロジェクトに応援いただきありがとうございます!
これから活動報告レポートでもプロジェクトを活性化していきます!
皆さんは「ライスワイン」というドリンクをご存知でしょうか??
また、アフターコロナの現在でも、海外では「ライスワイン」が大人気なのをご存じですか?
今日はそんな海外でも人気爆発中の「ライスワイン」をご紹介させて頂きます!
□■□ライスワインブーム□■□
日本では日本酒、海外ではSAKEと称されていると思いますが、一部の海外日本酒愛好家では「ライスワイン」とおしゃれな表現で嗜んでいられるんです。海外でライスワインが注目された背景には、世界的にブームとなった日本食が大いに影響しています!
海外のソムリエやシェフたちも自国の料理に合うライスワインを自らプロデュースをしたり、食通たちによるライスワインも大変人気があります。
料理との相性の良いライスワインを提供することは有効的でブームとなるきっかけのひとつになったんですね!
□■□海外で日本酒が人気の理由□■□
ライスワインが海外に注目されるようになったのは、2013年に「和食」がユネスコの無形文化遺産登録されたことがきっかけなんです!
実は、和食がユネスコに無形文化遺産登録されているなんてびっくりですよね!
料理、器とも美しく盛り付けられ、しかもヘルシーなイメージのある和食は欧米を中心に人気が高まり、和食を提供するレストランが次々と開店しました。それによって和食の味に合う「ライスワイン(日本酒)」の存在の認知度も高まってきたのです!
アルコール度数もさほど高くないため初心者でも飲みやすく、チャレンジしやすい敷居の低さも、受けいれられたポイントでしょう。
今や海外でも、ライスワインに関するイベントが毎年のように開催されるようになりました。代表的なものとして、アメリカで行われる世界最大のライスワインイベント『The Joy of Sake』や、フランスの権威ある日本酒品評会『Kura Master』などがあります。
□■□出身地で飲まれているお酒に合わせて□■□
アメリカではさまざまなお酒が飲まれていますが、中でもライトビールを楽しむ方は多いでしょう。ヘイネケンやコロナビールも日本人からしたら軽めの口触りですよね!ライトビールは日本のビールよりも、のどごしも口当たりも爽やか。そのため、アメリカ出身の方には、ライトビール同様に軽快な口あたりの日本酒が好まれるでしょう。
フランスやイタリアなどのヨーロッパでは、ワインが想像できると思います!
フレッシュなワインが好きな方には、生酒や吟醸酒。フルボディのワインが好みの方には、生酛(きもと)造りの日本酒やコクのあるタイプの純米酒が良いでしょう。
オードヴィ・ヌーボー は純米酒なので、ヨーロッパの方にはとても気に入られそうですね!
また、これを機に「口に合う日本酒がなかったから、ワインの方が好きなんだよね〜」という方には是非一度オードヴィ・ヌーボー をご賞味していただきたいです!
もしかしたら口に合うかもしれません☆
なお今回は2ボトルをご用意しております!
一つは「オードヴィ・ヌーボー プレミアム生」、もう一つは「オードヴィ・ヌーボー エクストラホワイト」を揃えております。普段白ワインを飲んでいる方には、「オードヴィ・ヌーボー エクストラホワイト」が合うかも?
そんな事を妄想しながら、到着を楽しみに待っていただければ嬉しいです!
「ユネスコ認定のフランス匹敵の山形庄内ブランドが美味しい理由」
2023年11月30日地球環境に優しい画期的なCO2削減米使用 「オードヴィ・ヌーボー by 純米酒」のマクアケプロジェクトに応援いただきありがとうございます!
さて、皆さんは、山形県の庄内地方を深くご存知でしょうか?
庄内地方は日本のお米のふるさとであり、四季折々の豊富な食材に恵まれ「食の都」と称されているんです。
そこからゴーグリーン オードヴィヌーボの美味しさが生まれた訳を解説していきますね!
_バランス良く魅力が織り混ざる地域____
山形県の庄内地域は、自然、伝統、文化などのあらゆる魅力がバランス良く織り混ざっております。
これらがもたらす多彩な“食”に恵まれた地域なんです。
また、その風土にあった作物を伝承し、新たに取り入れ、その価値を高めるため、絶え間ない工夫や努力を重ねてきた“人”に恵まれた地域でもあります。
山形県庄内総合支庁では、庄内の多彩な食材と豊かな食文化を活用し、食を起点として、地域産業の活性化を進めていく「食の都庄内づくり」の取組みを行っています。
_ユネスコ食文化創造都市の認定____
庄内地方にある鶴岡市は気高く澄んだ空気が美味しい山々から広大な庄内平野、日本海へと至る変化に富んだ地形があります。
海の幸・山の幸に恵まれた豊かな食文化が、先人たちの知恵と情熱によって独自の食文化を伝承し続けているんです。
その文化を少しご紹介すれば、農家の人々が数百年にわたり「種」を守り継いできた「在来作物」は60種類以上確認されており、その栽培方法とともに継承された作物は「生きた文化財」として、訪れる人々を魅了しているんですね!
こうした歴史と食文化を背景に、2014年12月に「ユネスコ食文化創造都市」に認定され、大切に受け継がれてきた鶴岡の食文化は、日本人が本来もつ食の豊かさと、その原点を気づかせてくれる「食の理想郷」へと、その一歩を踏み出しました。
_フランス匹敵のブランド____
田園地区の格付けされた農園という意味で、フランスでは「シャトー」と言われています。
そして、庄内地域は、平安の昔より荘園として豊かな農産物の生産・収穫地です。
ここから庄内地域は間違いなく「シャトー庄内」とちなんでいるんです!
フランスブルゴーニュ地方のコート・ドール(黄金の丘陵)に匹敵する農産物の地域ブランドになります。
そんなブランドから生まれたのが、オードヴィ・ヌーボー by 純米酒
皆さんには純米酒だけではなく、生産物のお米もご一緒にご賞味頂きたい!
そんな気持ちから、今回マクアケのプロジェクトではお米もセットで皆様のお口に届けさせて頂きます!
ぜひお口いっぱいに山形の庄内地方を感じていただければと思います!
プロジェクトはまだまだ続きますが、お買い得の応援購入コースは数に限りがあるので、少しでも気になった方は今年最後のご褒美としてぜひゲットしてみてください!
2023年版「オードヴィヌーボー」の受付開始
2023年11月16日地球環境に優しい画期的なCo2削減米使用
純米酒「オードヴィ・ヌーボー 」2023
遂に出来た!新たな取り組み「日本酒を飲んで地球環境を守る時代」
今年4周年となります、雪若丸純米酒の新酒2023年版「オードヴィヌーボー」が、
内容も新たに地球環境問題にも取り組んだ画期的なプロジェクト内容として11月16日本日の公開となります。
■プロジェクト概要
「お米のふるさと」である山形県庄内地方は平安時代より日本最大の荘園であり
フランス風に言えば「シャトーショウナイ」です。
この庄内平野でCo2を削減する画期的な農法を用いて収穫した山形県の最新ブランド米「雪若丸」のみを使用して
今年の「オードヴィ・ヌーボー」を醸しました。
その初絞り純米酒・2種類、そのファーストタンクの「あらばしり」各500本を
4周年の「オードヴィ・ヌーボー」として限定発売致します。
日本酒の新酒を毎年「オードヴィ・ヌーボー」として世界に届けたい。
これが「オードヴィ・ヌーボー」プロジェクトです。
■CO2削減米生産への挑戦
農園貞太郎が先進的に取り組んでいる稲作の特徴は、農水省も唱えている画期的な農法「確立農産物の温室効果ガス削減の「見える化」であり、「CO2削減米生産への挑戦」となります。
バイオ炭を圃場施用にすることでCO2削減の圃場が生まれてGHG指標によりCO2削減米が生産されます。バイオ炭とは(未利用野菜・未利用資源)からを薫炭を製造する技術であり、製造過程でもCO2を出さない。使用するのはバイオ燃料のみとなります。
この画期的な農法の確立により、オードヴィヌーボーの原料米となる「雪若丸」は「雪若丸」2kgを利用することにより、3.8kgのCo2削減効果に寄与することが実証されました。こられより画期的なCo2削減米として「雪若丸」が誕生し、それを原料米として醸造した「オードヴィヌーボー」は、日本酒を飲んで地球環境を守る時代の先鞭をつける取り組みとなります。
是非、下記サイトにお立ち寄り頂けますようお願い致します。
公開用URL
https://www.makuake.com/project/nubo2023/
消費税とインボイス
2023年05月30日消費税とインボイス
今年の10月よりインボイス制度が実施されますが、皆さまこの制度理解してますか?
インボイス制度を理解するに当たって、今更ながら消費税の仕組みにについて少し勉強してみました。
そこで大変な驚きがありました。私だけが知らなかったのでしょうか。
今まで消費税って最終的に消費者が負担 し、事業者が預かり納める間接税と認識していたのですが、
これは全くの間違いだと初めて知りました。
それは、1989年に東京在住のサラリーマンが消費税に対して裁判を起こしたその判決内容が
ビックリ仰天です。
この裁判の内容は、免税業者が消費者から預かった消費税を税金として納めずにネコババすることは
横領であり益税だということで裁判を起こしました。
裁判の結果は原告の敗訴であり、判決理由としては、
「消費者は消費税の実質的負担者ではあるが、消費税の納税義務者であるとは到底言えない」
「消費税の徴収義務者が事業者であるとは解されないため、消費者が事業者に対して支払う消費税分は、
あくまで商品や役務の提供に対する対価の一部としての性格しか有さない」という内容です。
ということは、事業者は預り金として消費者から消費税分を預かっているわけではなく、
あくまで商品やサービスの価値として、その金額を受け取っている。ということです。
よって、現在、消費税と呼ばれてるものは消費者から預かって支払う間接税では無くて、
事業者が支払う直接税ということになります。
改めて整理すると
消費税は消費に掛かる間接的な税金ではなくて、
事業者の売上げに掛かる直接税ということです。
もっと分かりやすくいえば、
事業者は直接税として、所得税を支払っています。
消費税と呼ばれているものは、事業者からみると第二の所得税ということです。
では、何が違うのか?
所得税は、純利益に掛かる税金です。ですので赤字会社は支払う必要はありません。
一方で消費税は、粗利益に掛かる所得税となり、赤字でも支払い義務が生じます。
また、消費税の負担は最終消費者ということで説明されてきましたが、
法律的に消費者は消費税の負担者であるとは定義されていません。
消費税の納税義務は事業者のみあり、その事業者は消費税の徴収義務がありません。
ということからも、この消費税というのは、最終消費者には関係なくて
事業者が支払う直接税であり、第二の所得税ということになります。
皆さま、えっー? でしょう。
今まで、何を説明されてきたのか。今までの説明は全て「嘘」じゃん。となりますね。
じゃあ、最終消費者である我々は消費税支払う義務がないじゃん???。そのとおりです。
消費税は事業者が払うものであり、消費者は消費税を払う法的義務はないのです。
すると、レシートに本体価格○○円、消費税○○円と書かれていますので、
私は個人的消費者ですから、消費税を支払う義務はありません。
消費税分は払い戻ししてください。と事業者に要求することが出来るということになります。
ここで、更にえっー? でしょう。
この監督官庁が名付けた現在の「消費税」は、本来説明している消費税という仕組みではないということです。
これは、事業者の粗利益に掛かる第二の所得税であり、ヨーロッパでいうところの「付加価値税」です。
ここからですが、消費税にインボイス制度を導入するということは、
上記の説明から、消費税は間接税では無い仕組みを改めて法的にがんじがらめして
今まで消費税制度のグレー部分を補完し完璧な制度に仕上げる。ということになります。
「インボイス」の正式名称は「適格請求書」です。
インボイス制度の導入後は、仕入税額控除をする条件として「適格請求書発行事業者が発行する適格請求書を受領すること」が求められます。
この適格請求書は「適格請求書として登録している事業者」しか発行できません。
適格請求書発行事業者になるには、登録申請を行う必要があります。
適格請求書発行事業者には課税事業者しかなれません。
事業者が相手事業者より適格請求書をもらえないどうなるのか。
それは、もらえなかった事業者が自身で余分な消費税を納める。ということになります。
ですので、全事業者がこの仕組みから逃れることが出来なくなります。
さあ、どうしましょうか。
インボイス制度導入反対の声・意思を大っぴらに広げて、監督官庁に圧力を掛けること。
関係する政治家に、インボイスに賛成するなら、次の選挙は無いぞ!と運動することかな。
最後に
失われた30年とは、バブル崩壊後の90年代初頭から現在までの期間を指す言葉ですが、
この間、経済が低迷して、非正規雇用が増えて、給料が上がりませんでした。
この原因の一端は、消費税が上がり続けた事による企業側の防衛策が原因ということなのです。
所得税で取られて、更に消費税も上がり続けて負担が大きくなる。
その対応として各企業は、粗利益に掛かる第二の所得税である消費税対策を何処に求めたか。
給与を減らして、非正規を多くしてそれを原価に入れ、粗利を圧縮して消費税額を少なくする。
という対応を取ったことにより、この30年間給与は上がらずじまいとなってしまいました。
原因は、直接税である名ばかりの消費税の仕業です。
消費税の監督官庁って何処でしたっけ?
ハイ、お後がよろしいようで。
20022年版オードヴィヌーボー3周年記念スタート
2022年12月29日今年のオードヴィヌーボーは3周年記念販売となり、記念ラベルを纏っての提供となります。
内容について、
「お米のふるさと」山形県庄内地方は平安時代よりの日本最大の荘園であり、フランスで言う「シャトー」です。この庄内平野で収穫される山形県の最新ブランド米「雪若丸」を100%使用した、今年の初絞り純米酒・2種類ファーストタンクのあらばしり各500本を、3周年記念「オードヴィ・ヌーボー」として、限定発売致します。
販売につきましては、日本最大級のクラウドファンディングサイト「マクアケ」にプロジェクトを掲載しまして、12月30日10時より受付を開始致します。是非、下記のサイトにお立ち寄り頂き、新春をオードヴィヌーボーで乾杯して頂きたく、お願い申し上げます。
12月30日10時スタート
https://www.makuake.com/project/nubo2022/
SAKE-COLA Sparkling
2022年08月09日■SAKE-COLA Sparkling
「香楽の泡酔」プロジェクト本日スタート
庄内のクラフトコーラと地酒の衝撃的コラボ製品
コーラと日本酒のブレンドスパークリング酒は今までに無かった初の試みとなります。
いよいよ本日プロジェクトが始動します。
下記のプロジェクトサイトまで
https://www.makuake.com/project/sakecola/
山形県庄内地方出羽三山の麓で造られるオリジナルクラフトコーラ
「八咫 COLA」を、同じ庄内の地で147年続く酒蔵、オードヴィ庄内の
純米大吟醸酒とブレンドしてスパークした衝撃の発泡酒を造り上げ、
異次元のキレッキレな喉ごしを皆さまにお届け。
■コンセプト/庄内のクラフトコーラと地酒の出会い
この夏にフレッシュなスパークリング酒として新登場
■製品概要/「YATA COLA」の原液を日本酒と合わせて炭酸の注入
「清酒コーラスパークリング」としての新製品
■YATA COLAは、ミネラルたっぷりのコク深い甘さと爽やかな辛さですっきりとした飲み口。
一方の雪女神・純米大吟醸は、膨よかな吟醸香が香り、酒質がきれいですっきりとした味わい
この二つをブレンドして炭酸を注入した「香楽泡酔」は、YATA COLAの味わいをそのままにして、更に吟醸酒の甘さで覆い包み、それをスパークしたことにより、異次元の味わいとキレッキレの喉ごしを実現しました。
是非、この夏めく季節に「SAKE-COLA Sparkling・香楽の泡酔」で乾杯してください。
三川町プロデュース2022「穂のかおり」出来ました!
2022年05月16日山形県庄内地方の真ん中にある三川町は、人口7500人の田んぼが土地面積の2/3を占める農業の町で、
基幹産業である田んぼをメインにした町興し事業を毎年行っています。
ここで紹介するのは、「田から(宝)もの」逸品開発事業として、町が新しい特産品の開発を支援してる取り組みです。
それは、「世界に一つだけの酒、三川町より限定販売」と題した日本酒造りです。
三川町の完全プロデュースにより、米どころ山形県が認証した「特別栽培米・山形95号」を使った純米大吟醸造りに挑戦しました。
この「特別栽培米・山形95号」は「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」など日本を代表する美味しいお米の血を受け継いで生まれました。
食味は、現代人の嗜好によく合うと評価されている「はえぬき」並みの良食味という評価を得ています。
特に炊飯光沢に優れ、一粒一粒がふっくら大きく丸みをおびていて、しっかりと歯ごたえと共にさっぱりしているのが特徴であり、
山形95号を原料米として製造したお酒は唯一のものとなっています。
日本酒の醸造に使用するお米は、三川町東沼の熊田浩弥さんが丹精込めて栽培したお米です。
熊田さんは微生物の力を利用しながら無肥料で栽培しており、
収穫したお米の中から大粒のみを選別し、当酒蔵で50%精米の純米大吟醸酒として製造を試みました。
三川町産米の山形95号を使用した「世界に一つだけの酒」の取り組みは今年で4年目となり、
昨年に引き続き、今年の純米大吟醸酒「穂のかおり」が、この5月に完成しました。
今年の特徴は、コンセプトを「女性にも好まれる日本酒」として、
高級感のある純米大吟醸でありながら、お手頃な価格帯で幅広い世代の方に楽しんでもらえるよう、
特に「女性からも気軽に飲んでもらいたいお酒」女性目線を大事にして日本酒造りを進めました。
そこでご登場頂いたのが、ANAのCAの皆さまです。
以下に、内容を三川町の広報より引用します。
■ANA・SHONAI-BLUE-Ambassador監修で女性好みの日本酒に!
新酒づくりでは、全日空(ANA)グループの地域創生事業として、庄内地域の魅力を発信する活動を行っている
ANA SHONAI-BLUE-Ambassadorの5人の協力をいただきました。
5人は、新酒の仕込みを前に、醸造を担うオードヴィ庄内の主力銘柄・純米酒「清泉川」など約10種類のお酒を飲み比べ、
「女性に好まれるお酒とはどんなものか」を話し合いました。
今年の「穂のかおり純米大吟醸」は、ANAの客室乗務員として全国を飛び回り、各地の食べ物やお酒の味を知る5人の意見を取り入れながら、
女性が好む日本酒の「味」や「香り」などを追求しながら造られるることになりました。
「穂のかおり純米大吟醸」はその名の通り、米本来の甘みと香りを感じられる日本酒ですが、
フルーティな甘さの一方爽やかなキレも感じられ、後味はすっきりしています。
洋食とも相性がよく、ワイングラスに注ぐと香りがさらに引き立ちます。
三川町曰く、町内産米の知名度アップと消費拡大を目指し、町のお土産品としてもPRしていきます。
とのことですので、県内の酒屋さん等で、何卒、ご贔屓の程、よろしくお願い致します。
ハイ、お後がよろしいようで。
世界中が「ルッソフォビア」に
2022年04月14日■世界中が「ルッソフォビア」に
ロシアは嫌いだ!ロシアは怖い!反ロシア感情のキャッチフレーズ「ルッソフォビア(Russophobia)ロシア嫌い」
プーチン自らも演説で自虐史観的に使っています。
「ウクライナはナチ化が進み、ロシアに対して攻撃的なルッソフォビアに転じた」という風に「ロシア批判・反ロシア主義」の意味で使用されている。
この言葉の由来は複数有るようだが主なものは。
①1876年にスラブ主義のロシア人外交官が、自国ロシアを罵倒するロシア人を見かねて思いついた説。これは、ロシア自身の悪い癖をロシア人自らが言い放ったことによる。
②フランスでナポレオンが、急激に勢力を増すロシアへの侵攻を正当化するためにロシアは悪だとするキャッチフレーズとして使われた説。
それ以来、この言葉はロシア脅威論の象徴としてヨーロッパ中に広がっていった。
19世紀に作られた言葉であるが、今回のロシアによるウクライナ侵攻により、現代に蘇り世界上が「ルッソフォビア」になる勢いだ。
日本は、今回のロシアによるウクライナ侵攻により、アジアにおける西側同盟国として唯一積極的に動いている。
湾岸危機では、日本は多国籍軍に135億ドル(日本円で約1兆7500億円)の財政支援を行ったが、国際社会に『小切手外交』と呼ばれ、批判を浴びた。
当時、外務省北米局で勤務していた佐々江賢一郎・元駐米大使は
『当時の日本外交は、米国の求めにどう応じるかを考えるばかりで受け身だった』とした上で、湾岸危機の『失敗』が『自衛隊を積極活用することに意味があると日本の意識が変わる契機となった』と指摘している。
この湾岸危機対応の教訓を受けて、徐々に先進国としての責任・世界秩序に対する貢献を模索し始めて今回の対応があるのだが、湾岸危機より少し積極的に日本が動くと、今度は逆の言われ方をされてしまう。
日本による一連の動きについて米ニューヨーク・タイムズ紙は12日付けで、
「日本がウクライナに防弾チョッキやヘルメットなどの軍事装備を支援し、岸田首相は国防力増強論について発言している」とし、「ウクライナ戦争を利用して日本が自ら定めた『平和国家』の枠から飛び出す懸念が浮上している」と指摘している。
これを聞いて、どう思われますか。何だかなー? ではないでしょうか。
素直に着いて行けばダメ、積極的に右に行ってもダメだしを食らう日本。ってな感じです。
しかし、今回のロシアによるウクライナ侵攻に対して、21世紀になっても侵略戦争が起こるという事実をマジマジと見せつけられて、更に、核兵器を持っている大国が勝手な独裁者の欲望により、無防備の国を核で恫喝する現実を見るにつれ、我が国の周辺を地政学的に見れば、ある種の旋律を覚えることは難しくない。
ロシア・北朝鮮・中国の核装備に三方から囲まれているのが日本で在り、今回のウクライナ状況になり得ることは全く禁じ得ない。
今まで、念仏の如く「平和憲法」「憲法九条」を唱えていても、何の価値もなく屁の突っ張りにもならないことを、お花畑論を戦後77年間も大事に抱える頑なで偏屈な皆さまも。今回は目を見開き驚きめして理解されたのではないでしょうか。
また日本は原爆アレルギーの元で、反核平和運動を世界的に推進することは崇高な価値と思うが、それと現実の世界政治とは別物であり、平和を維持するための防衛力はDefense forceであり、その為のProfessional Armyは必須である。当たり前の話だが、自衛隊は国防軍にしなければならない。
自衛隊はあくまで国防軍であり、War Potential(戦争をする軍隊)ではないことを肝に銘じなければならない。
更に話を進めると、今回のロシアが恫喝した核攻撃に対する防衛についてであり、
この議論で、一足飛びに自国による核兵器開発はあり得ない。すると核攻撃からの防衛力として現状は日米安保条約に頼らざるを得ない。
しかし、現状は、1967年(昭和42年)12月に佐藤栄作首相によって表明された核兵器を「もたない、つくらない、もちこまない」という非核三原則により。がんじがらめ状態にあり、この非核三原則の見直しをすることが喫緊の課題となる。
もたない・つくらないはまだしも、「持ち込ませない」は体のよい御為ごかしでしかない。
アメリカと日米安保条約の元で、国内で核兵器の管理を行うべきである。これが最低限日本の核抑止力の方法であり、現状これしか方法はない。
隣に住む輩は皆核持ってヤバい連中だから引っ越ししようとしても、それは出来ないのである。しかるに自分のことは自分で守る以外に選択肢はありません。
憲法論議も速やかに進めないと。第九条のままで今の自衛隊法で日本は守れない。これだけは確かである。
ハイ、お後がよろしいようで。
プーチンの戒名・その2
2022年04月07日その1でプーチンに、露西亜人・風珍「大罪戦争犯罪卑劣愚物」という戒名を授けてしまったが、冗談でなく、プーチンは「甲状腺がん」を発病してるとの情報があり、がん治療を受けているとのこと。
ロシアの男性平均寿命が68歳程度と言われており、プーチンは69歳。
この69歳というのは、独裁者の鬼門で、例を揚げると
・リビアの元最高指導者、カダフィ大佐
・イラクのサダム・フセイン
・北朝鮮の金正日元総書記
在任も一人居て、中国の習近平主席も今年69歳となる。何もなければいいが。
話を先に進めよう。
その1で示した前提と問題点を踏まえて今回の軍事侵攻の原因を突き詰めていきます。
今回の軍事侵攻はプーチン自身の独断で始めた戦争であり、根本原因はプーチンである。
従って、プーチンの内面から推察して軍事侵攻のトリガーを探るのが近道ではと思います。
・成り上がりの勘違い
KGBで大佐にもなれなかった一介の中佐如きが、ロシア大統領まで上り詰めた結果として、私は神に選ばれた人間でありロシア皇帝になる資格があり、皇帝は何でも出来る。最終的に私はロシアの大帝になるのだ。という病的な「ああ勘違い」
・プーチンが旧KGBの中で教えられた流儀は、競争相手とはむかう敵は抹殺あるのみという短絡的な凶暴さと武力行使をいとわない感覚。
・自分に課せられた天命としてロシア大統領としてのミッションは、旧ソ連邦の版図の復活を成し遂げるというバカな野望。
旧ソ連邦の版図は軍事侵略により占領した結果の版図であり、ソ連邦が崩壊したら侵略・占領された国はロシアから独立するのが当たり前。
しかしプーチンは頑なに、ロシア、ベラルーシ、ウクライナは地政学的に同一の存在としてロシアの管轄のもとに行動するべきだと折に触れて述べている。
このプーチンが主張するロシア、ベラルーシ、ウクライナの関係性を詳しく分析すると、
ロシア、ベラルーシ、ウクライナはプーチンからすると「だんご3兄弟」なのです。
誰が長男かというと歴史上はウクライナなのですが、そこは置いといて、断然ロシアが兄貴分で仕切り屋です。ソ連邦崩壊後も、ベラルーシはロシアに忠実に独裁体制で付き従って来ました。
プーチンはそれでよしよしとなります。
一方のウクライナは、崩壊後、西側に接近しアメリカと裏も表も繋がっていますし、中国からの投資も受けいれ一帯一路構想の拠点にもなっています。
ウクライナはロシアの影響下より抜け出し、積極的に自由主義経済を目指して国を発展しようとしました。他の旧ソ連邦下の国々も同じようにロシアより独立を目指して、2000年以降に起きたのが「カラー革命」であり、ユーゴスラヴィアやセルビア、グルジア、キルギスなど、旧ソ連時代の独裁体制を打破し民主化の元に真の独立を勝ち得ています。
ウクライナでは2014年2月にウクライナ騒乱・マイダン革命が起きて、親ロシア派のヤヌコビッチ大統領は失脚しロシアへ亡命。
その後に、親米派の新たな政権が発足(第一次ヤツェニュク政権)の誕生。
しかし、ロシア側はこれを認めず「違法な政権転覆」と非難し3月にクリミアに対して軍事侵攻を開始した。このウクライナのマイダン革命は、2014年のソチ冬季オリンピック期間中に起きたことにより、プーチンのメンツが世界的につぶされてしまった。
この2014年2月に起きたクーデターから今年で8年目であり、今回、月を同じにして2月にウクライナへの軍事侵攻が始まった。ウクライナの平原が凍り付いている冬季に戦車を縦横無尽に走らせて、短期決戦で決着という意図もあり、2014年2月のマイダン革命に対する仕返しとして、この2月に侵攻した意味があると思われ、これはメンツを潰され恥をかかされたプーチンが個人的怨念のリベンジとしてウクライナ侵攻を決断したものと考えます。
この2014年2月の革命により西側よりの政権が誕生したことは、
プーチンにすれば、自分の意に従わず勝手に西側に走った新しいウクライナ政権は、裏切り者以外何者でもなく、これはプーチンが何より気にくわないことであり、我慢ならないウクライナの所業でした。
結局これはプーチンの「だんご3兄弟」であるウクライナへの近親憎悪であり、これが今回の軍事侵攻最大のトリガーだと思われます。
では何故に、軍事侵攻まで8年も有したのか。
この一助としてトランプ大統領の出現が大きなファクターであり、プーチンはトランプの持つ独特の迫力に煽られていたと思います。その後、バイデンになってプーチンはバイデンを決断出来ない男と見限っています。そこから具体的に軍事侵攻計画が立てられたが、こんどは新型コロナのパンデミックが起こり、その対応に追われてしまった。
次には東京オリンピックと、冬季北京オリンピックが行われて、結局今年の2月を迎える羽目になり、いよいよしびれを切らしたプーチンは、今年の2月に実行したという経緯ではと考えます。
・長年権力の座に鎮座ました結果として、身の回りはイエスマンのみ裸の王様状態で本当の情報が入らない状態。
最近のプーチンに対して、側近より揚げられる情報がこのようなものだったとしたらどうだろう。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、国民に支持されてなくロシア軍がウクライナに入れば、大歓迎で迎えられます。ゼレンスキー大統領を失脚させて、新たに親ロシア派の大統領をウクライナ国民に選ばせれば、これは、『力による現状変更』ではなく、従って、国際社会よりロシアに対する経済制裁はもあり得ない。今が、チャンスです。と。
・自身のコンプレックスがもたらす、西側・アメリカNATOからの被害妄想が切っ掛けで、窮鼠猫を噛む状態に陥り、先手必勝を信条とするプーチンが今回の決断に至った。
東西冷戦終結後の約30年間でアメリカとNATOの圧迫により旧ソ連の影響圏は、東ドイツからウクライナ・ベラルーシのラインまで後退してしまった。
このままではロシアがやられるという恐怖感。更に旧ソ連邦同盟国の造反劇が続く現実。
2000年以降に起きたのが「カラー革命」であり、ユーゴスラヴィアやセルビア、グルジア、キルギスなど旧ソ連邦の国々で民主化運動が起きて独裁体制を打倒していった。更に、ウクライナでは2014年2月にクーデターが勃発し、親ロシア派のヤヌコビッチ大統領が解任された。
・アメリカとの攻防、エネルギー問題
しかし、ここで考えなければならないことは、今回プーチンの暴走はあくまでプーチンの独り相撲だったのかということである。
旧ソ連邦が崩壊し、プーチンが大統領となり、西側との融和政策にも取り組んできた時期が少なからずあったことは事実である。しかし、そのプーチンの取り組みを西側諸国がまともに向き合って、ロシアを正常にして自由主義経済圏へ導こうとしたのかということが大問題です。
アメリカはあくまで最大の仮想敵国としてロシアを位置づけて維持したかったのであり、そのロシアの戦力に対して自国の戦力拡大と高性能武器開発の口実としてきたわけである。ロシアが簡単に自由経済圏の仲良き同胞になってしまえば、それは軍事関係からすると、それ事態がゆゆしき問題となってしまう。
また、ロシアは各種のエネルギー産出国であり、このエネルギー問題でアメリカは地球上全ての関係箇所に首を突っ込み、その覇権を握るためにありとあらゆる画策している。
このエネルギー問題でロシア・東ヨーロッパがアメリカに翻弄されてきたこともまた事実であり、隠されている原因の一つとみている。
・甲状腺癌、パーキンソン病の発症に伴う寿命への不安
最後に、プーチンの個人的な問題として、70歳前にして甲状腺がんの発病やパーキンソン病を患っているとの情報があり、健康面で、プーチンが焦っていたとしたら。
もう自分には時間が無い。ここで決断実行しなければならないという健康面からの切迫感が著しくなっていたのではと推察する。
■此処までの展開ではロシア国民もまたプーチンの被害者だと気の毒に思ってきましたが
キーウを引き上げたロシア軍が、軍人としてあるまじき所業を行っていたとの証拠が挙がり始めたとなると、バカげた独裁者の暴走では済まされないレベルであり、命を懸けて祖国を守るという名誉を与えられた軍隊と軍人が絶対にやってはならない戦争犯罪をロシア軍がウクライナで繰り広げているということになる。
ロシア軍のキーウ周辺からの撤退ではもはや統制の効いた軍ではなく盗人・泥棒・追い剥ぎ・強盗に身をやつして手当たり次第に強奪・略奪・民間人の殺戮を行いながらの撤退が明らかになってきている。
何と言うことか全くお粗末極まらない暴挙だ。
この責任は全ロシア人が追わなければはらない。
ヒットラーのために全ドイツ人が追わされたユダヤ人ジェノサイトの責任と同じことになる。このことは、全ロシア人がすみやかに認識しなければならない緊急事態である。
今回のウクライナにおけるロシア軍が行った民間人に対する全く無意味な残虐行為をロシア人がどう自覚しどう責任を取るのか。この行為はリアルタイムで全世界が見ています。
これはロシア人存立の危機であり、このロシア軍による無垢なウクライナ民間人に対する残虐非道な殺戮は全てのロシア人が負わなければならないとてつもなく重い十字架です。
これはもう、バカなプーチン独りの問題ではなく全ロシア人の切実な問題である。
今回のロシア軍による非道な強奪殺戮は、全ロシア国民の責任ではあるが、プーチンによる国家レベルでの情報統制により、国営メディアしか見れないロシア人の状況判断については一定の配慮が必要である。
どうしますか、誇り高きロシアの皆さま?
どうしても目をそらすことが出来ない全ロシア人の問題です。
・最後に情報合戦について
今回のウクライナの惨劇は自作自演だと盛んに叫ぶ輩がいますが、
先ずは、一方的に17万のロシア軍が侵略した結果、ウクライナの各都市が破壊されている現状は間違いない事実です。幾ら急進的な国粋主義者が自ら各都市を爆撃し破壊しても今の現状にはならないでしょう。
また、プーチンが声高に叫んでいるウクライナに居るネオナチからロシア系住民を守らなければならない。このネオナチによるロシア人に対するジェノサイトが行われていると。
このロジックがロシアのウクライナ侵攻の正当性を裏付ける理論武装なのだが。はて。
先ずは、プーチンの偽旗作戦としてウクライナ東部によるロシア系住民の殺戮・ジェノサイトがウクライナのネオナチ組織・アゾフ大隊により行なわれている。としているが、
そもそもアゾフ大隊の始まりは、ウクライナのサッカーチームのフーリガン連中から始まっている。たかが、サッカーチームの熱狂的応援団が即ネオナチになり得るのか。
全くレッテル貼りの嘘も方便・語るに落ちる話でしかない。
一報で仰天ニュースは、マリウポリの戦闘において抜群の働きをしたとして、親ロシア派の兵士に勲章が授与されたが、その親ロシア派兵士の軍服には何とネオナチのエンブレムが付けられていたことが判明した。これはどういうことか。
プーチンの非ネオナチ要求対して、ロシア側の兵士がネオナチだとしたら、ありえないじゃん。となる。
ここでもプーチンのデタラメ嘘八百がバレてしまった。
プーチンとはこういう男なのである。
兎に角、現ロシアの政府中枢及びロシア軍は悪辣でタチが悪い。
■まとめとして、
この時期にプーチンがウクライナに軍事侵攻した訳は
・プーチンの個人的な性格からくる強迫観念とゆがんだ逆恨み
・旧ソ連邦KGBで植え付けられた卑劣な観念と間違った誇り
・大ロシア目指した国家運営の挫折とアメリカ西側NATOからの圧迫
・勝手に身内と決め込んでいる(ウクライナ)が造反する事に対する近親憎悪
・健康上の問題から、もはや自分には時間的余裕が無いとする切迫感
以上ですが、此処でこのブログの見出しに戻ると結局、「プーチンの背中には旧ソ連の亡霊が取り憑いている」ということではないか。ということで締めくくりたい。
今回、21世紀の世の中では起こりえないはずのないおぞましい出来ごとに遭遇し、振り返って日本を守るために出来ることはと考えてみるに、平和憲法を念仏の如く唱えていれば世界が平和になり、それが究極の戦争封じになると頑なに信じているある層の日本人は、今回のロシアの軍事侵攻とウクライナの一般国民・民間人が踏みにじられてる現状をどう捉えるのだろうか。
国際政治はそんなに甘くはなく、常に今回のような実力行使の危険性が満ちあふれていることを肝に銘じて、極東の島国の平和ボケを速やかに正すことが急務として求められるのではないだろうか。
所詮、第9条のある平和憲法もアメリカ主体の国際政治の落とし子でしかない。
それを後生大事に実の子として戦後77年も騙されて抱いてる日本人が何とも切ない。
ー 三島由紀夫「果たし得てゐない約束――私の中の二十五年」ー
実質的な三島の遺書と言われている、1970年(昭和45年)今から52年前に『産経新聞』(夕刊)7月7日号に掲載された記事で、三島は日本の行く末について以下のように予言している。
私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行つたら「日本」はなくなつてしまうのではないかといふ感を日ましに深くする。
日本はなくなつて、その代はりに、無機的な、からつぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであらう。
それでもいいと思つてゐる人たちと、私は口をきく気にもなれなくなつてゐるのである。
今の時代で読んで尚且つ言えて妙であり、確実に的を得て信憑性が増している。
三島が問うた「それでいいのか」に速やかに答えを出す時期が訪れていると実感する。
国酒である日本酒を醸造する現場の末端に居る者として、素直に祖国を守りたい。
ハイ、お後がよろしいようで。
プーチンの戒名・その1
2022年03月30日■プーチンの背中には旧ソ連の亡霊が取り憑いている
21世紀に入って、こんな意味の無い戦争・軍事侵攻を行ったプーチンの蛮行を目撃することになるとは絶句以外にありえない。
今やるべきことは、直ぐにロシアの軍事侵攻を止めることです。
これを止めるには一つの方法しかありません。
国際的にまたウクライナ・ロシア国民のためにプーチンを速やかに抹殺することです。
それ以外の方法はありません。
ウクライナやロシアには凄腕の女性スナイパーが居るとのことですが、此処は、国際的に超一流でないとプーチンには歯が立ちません。此処で日本政府の出番です。デューク東郷にプーチンの暗殺を依頼することです。
罪人プーチンの罪状は「人道に対する罪」による戦争犯罪である。既に風前の灯火で老い先短いプーチンが迷うことなく地獄へ行けるよう特別切符を日本流に準備するとどうなるか。
露西亜人・風珍 戒名 「大罪戦争犯罪卑劣愚物」
●掴みはこのくらいにして、ロシアとウクライナの関係について整理してみたい。
先ずは前提から。
①現在ロシアの前提
1917年11月7日のロシア革命(十月革命)からロシア内戦を経て1922年12月30日に成立したソビエト連邦は、 1989年ベルリンの壁が崩壊し、ロシア革命から69年後の1991年12月25日に崩壊した。
②ソ連邦崩壊の前提
ソ連の崩壊はブレジネフが統治した時代に経済が停滞したことに起因している。
経済の建て直しのため大胆な改革が必要としてゴルバチョフが登場する。
ゴロバチョフは「ペレストロイカ」と「グラスノスチ」と呼ばれる改革を進めるが逆にそれはソ連の民主化につながってしまった。
1989年ポーランドとハンガリーに始まり東西ドイツベルリンの壁の崩壊、チェコスロバキアのビロード革命、ルーマニアのチャウシェスク政権崩壊と東欧の社会主義国で立て続けに革命が起こり、翌年にかけて民主化が達成された。
ソ連共産党保守派のクーデター失敗により、ソ連共産党とゴルバチョフに対する国民の指示が離れる。
この事件により新連邦条約は挫折し、ソ連共産党まで解体されてしまった。
ゴルバチョフはソ連の維持に奔走するが、ソ連邦内第2位の工業力を誇るウクライナの国民投票で独立支持多数という結果が出てロシア共和国大統領のエリツィンがウクライナの独立を承認した。
新たにロシア、ウクライナ、ベラルーシで作られたCIS(独立国家共同体)に参加する国が増えてゴルバチョフはソ連政府の活動停止を宣言。此処でソ連は正式に解体されることになる。
ソ連崩壊後もエリツィン時代にロシアは経済危機を迎えるが、プーチンが登場して高い経済成長を達成した。
③プーチンの前提
プーチンは旧レニングラード生まれ中産階級の出自。インテリゲンチャでもテクノクラートでもなくバックグランドもないただの成り上がりである。
KGBの対外情報部員として東ドイツで過ごし、ソ連崩壊を見てエリツェン政権に参加した。
幼い頃から体が小さく多くの屈辱を経験し、卑屈で臆病で被害妄想的コンプレックスと執念深い粘着気質の塊的性格。プーチンの世界観はソ連時代のKGBという特殊で偏狭な組織の中で培われた。
プーチンはソビエトKGB中佐の典型で大佐になれなかった中佐らしい。たえず仲間を詮索するソビエト秘密警察の根性が骨の髄まで染み付いている。
④ウクライナの前提
ウクライナの前身は「キエフ大公国」であり、北欧バイキングの末裔がビザンチン帝国との通商の経路地であった地中海に注ぐ大河ドニエフル川の要衝地に住み着き「キエフ公国」を設立したことに始まる。現代のウクライナの首都キエフを中心としたキエフ大公国の正式国号は「ルーシ」であるが、
この「ルーシ」をギリシャ語読みすると「ロシア」となる。
本来、地理的にロシアとはキエフ公国のことであるが、歴史的にモンゴル支配以降、急速に台頭してきた新興国家モスクワ公国に「ロシア」の主導権を握られてしまった経緯。
④ソ連崩壊後のロシアとNATOの関係・前提
ソ連崩壊後、米国とNATO諸国はNATOの拡大を支持していなかった。
NATOの結束力とか政策決定過程が煩雑になるとか理由が挙げられた。これは表向きロシアへの配慮でもあった。NATOは「平和のためのパートナーシップ(PfP)」という枠組みを考えてロシアと東欧諸国に提示した。PfPを結んでも加盟国ではないが、NATOは1994年1月、ブリュッセルの首脳会議でPfPの創設を決めた。
しかし、東欧諸国はそれで満足せずその後もNATO加盟を要請している。
NATO拡大の動きに対するロシアの姿勢は紆余曲折を経ている。
当初はNATOとの協調路線を打ち出し、ロシアのNATO加盟にも言及しながら拡大を容認している。
しかし、1993年秋以降、NATOのバルカン紛争への介入を境にして、拡大へ反対の姿勢に転ずる。
当時のエリツィン大統領は、NATOの範囲をロシアとの国境まで広げることは重大な間違いだと指摘している。結果的にロシアは1997年5月NATO・ロシア基本協定を結びながら、NATOは同年7月にマドリッドで開催された首脳会議で、チェコ共和国、ハンガリー、ポーランド3カ国の加盟を承認し1999年4月に加盟した。2004年3月にはバルト三国を含む7カ国、その後に4カ国が加盟して現在の加盟国は30カ国。
2000年に政権を引き継いだプーチン大統領はNATO拡大に強く反対する。
2007年にミュンヘンでの演説、また、2014年の議会演説で米欧諸国に裏切られたと発言している。2021年10月、ロシアはNATOがブリュッセルのロシア外交官をスパイだとして追放したことに反発し、NATOとの外交関係を断絶、モスクワの出先の閉鎖を命じた。
現在、ロシアとNATOの関係はソ連崩壊後、最悪の状態にある。
■今回の軍事侵攻に至った問題点
・ソ連崩壊後に旧ソ連圏の各国がソ連邦からの独立を目指しロシアになびかないで西側ヨーロッパに接近した経緯と意図
・ソ連崩壊後のロシアとウクライナの関係性
・プーチンの生い立ちからロシアの独裁者に上り詰めた経緯とプーチンの偏狭な思考回路
・独裁者としてのプーチンの思惑
・アメリカとNATOのロシア及び東ヨーロッパ戦略とウクライナへのアプローチの仕方
・外部要因として中国とロシアの関係性とエネルギー問題
つづく。
このドカ雪・寒い冬に温暖化考察
2022年02月08日
当酒蔵では1月より大吟醸酒の仕込みが始まり今も真っ最中です。
12月は通年より気温が高く寒くならずに仕込み作業には適さなかったのですが
1月に入り、一転寒波と大雪となり、2月に入っても大雪が続き、今年は寒い冬になりました。また、各地で積雪量が過去最高を記録しています。
シベリアからの寒気団が蛇行しているかエルニーニョだとか様々に言われててますが、地球温暖化はどうしたのでしょうか。逆に毎年寒くなっているのかな?
酒造りも自然相手で寒い冬に最盛期を迎えますので、毎年あまり変化無くいつもの冬であることを願っています。
で、今回のお題が「地球温暖化」です。
そもそも「人為起源CO2が地球を暖めている」という言説が世界に広まったのは1988年。国連の組織「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が報告書で下記の指摘をしました。
IPCCは、温暖化を自明の事実とした上で「温室効果ガスをこのまま大気に排出し続けると生態系や人類に重大な影響を及ぼす気候変動が進む」とした警告です。
そして、この問題が米国の議会に揚げられて大げさとなり世界に広がっていったという経緯です。
国連の意図は、温暖化問題を口実に、先進国から途上国への財政支援を促すことにあったと言われています。
環境問題でエポックメイキングな「京都議定書」の中で中国は、排出削減義務のない「途上国」に分類されています。1980年代当時の中国のCO2排出量は少なかったのですが、現在では日本の8倍もCO2を出して世界最大の排出国になっています。
しかし今なお「途上国」に分類される中国は「2030年まで実質的な排出削減はしない」という趣旨の発言をしています。
問題は大気中のCO2増加が地球温暖化の正確な原因であると言い切れないことです。温度変化による数値の裏付けが無いことと真っ向から対立する専門家による学術論争が延々と続いていることからも訝しく思います。
CO2に関して、植物は光合成でCO2を物質に変えます。ということは増えるCO2が植物の生育を促すことになり、その結果において作物の収量が増えて緑化も進むということにつながります。
例えば恐竜が闊歩していた数億年前は、CO2は今より40倍も多く気温が4℃程高い環境であり、植物が繁茂する条件が整っていました。
恐竜があれだけ巨大化して成長するには食料となる植物が大量に必要になります。当時の環境が恐竜の胃袋を満たす大量の植物を育てていたということになります。
であれば、「CO2が増える=地球環境に悪」という単純な方程式が成り立つのでしょうか。疑問ですね。
また、では大量のCO2を排出すれば実際に地球はどんどん暖かくなるのでしょうか? 1988年にIPCCが出した警告より34年も経過してますが、なってませんよね。今年の冬もこのように寒いです。答えは残念ながら違うようです。
大気中のCO2濃度は0.04%程度ですがこの程度の濃度では気温に与える影響が少なすぎるとのこと。あれっ?そうなのって思いませんか。戸惑いますね。
日本で縄文時代には今より2℃程気温が高く海面は4m程高く、寒冷の東北地方でも食料が豊富に採れて縄文文化が1200年も続いたと言われています。
直近では世界大戦後1940年から1980年まで世界のCO2排出量は飛躍的に増えましたが平均気温は下がっています。
恐竜時代のCO2濃度は今より40倍も多かったそうですが、平均気温は4℃程度しか高くありませんでした。今の計算でCO2が40倍となると当時の気温はプラス4℃ではなく400℃にならなければなりません。これは現在の計算方法が間違っているということになります。
ということは結論としてCO2に関係ないところで地球の温暖化等の気候変動が起こっているということになりますよね。
この温暖化環境問題で先端を走り現代のジャンヌダルクと化す話題の少女グレタさんですが、まだ16歳程度の少女です。専門家も丁々発止 喧々諤々な論争を続けている中、この壮大な地球環境学を理解しているのでしょうか?
此処に来て彼女の背景として、某国やCO2ビジネス利権を得ている勢力の影響下にあることが叫ばれ始めました。やはり背後にあやつる輩がいるということですかね。まだけなげな少女なだけに、利権渦き権謀術数が飛び交う大人どもに利用されているだけだとしたら悲しいですね。
一部の利権と権謀術数のために「地球環境」を人質に取ってはいけません。
またそれが一人歩きして、ポリコレ的な流れに乗って喧伝されるものよくないと思います。
単純にヒートアップしないで冷静に地球環境も考えていきましょう。
ハイ、お後がよろしいようで。
怒ろう、ガソリン価格に!
2022年02月05日基本的にガソリン代金の高騰原因は、当然ながら我が国は石油輸入国であり産油国の産出量の増減・政治不安等が要因になるのだが我々に届くガソリン代には高額で不当な税金が乗っかって最終小売価格となっている現状があります。
外的要因の石油価格が高騰しているのであれば、先ずは内的要因である不当に二重課税されている税金を排除するのが先決ではないでしょうか。
ガソリン税とは、当初、道路建設などに充てられる道路特定財源として設けられ、国交省が道路特定財源のガソリン税をガソリン価格に上乗せして徴収していた。
しかし、道路特定財源制度は2009年に廃止されたが今でも徴収は続き、財務省が国交省より徴税権を横取りして一般財源(普通の税金)となっています。
我々クルマのユーザーは、多額の税金を不当に徴収されているということになります。
また、道路特定財源としては自動車取得税というのもあったが、消費税率が10%になった折りにいったん廃止されて、環境性能割という新しい税金が導入されています。
何を隠そう、ただ名称を変えただけで今でも巧妙に存続しているわけです。
何でこんなに複雑になっているのでしょうか。すべて財務省の仕業であり、このようにあの手この手で新しい税金を作って来ますね。
現状でガソリンに掛かる税金とは、
消費税は 本体価格とガソリン税・石油税を足した価格に10% 掛かるので、これは完全に二重課税です。
現在の全国レギュラーガソリン平均価格 165円としてそのうち、ガソリン税・石油税 56.6円、消費税 15円。 合計 71.6円(約 43%)の税金が掛かっています。
レギュラーガソリン価格が1L当たり165円でも、本体価格は93.4円だから、本来なら10%の消費税を加算した102.74円で販売すべきであり、そうなれば、ガソリン価格が高騰している今でも、1L当たり100円前後で購入出来ます。
これだけガソリン代金が高騰してしまえば、我々消費者が安穏としているばかりでなく積極的に声を上げて怒るべきです。訳のわからない課税根拠を失った多額の不当な税金が含まれているガソリン代に対して。
更に訳のわからないことがあり、ガソリン税には「トリガー条項」というのがあります。
税金のおよそ半分をガソリン価格が高騰したときには一時的に免除して消費者の負担を抑えましょうという仕組みです。
2010年に当時の民主党政権のときに導入されましたが、東日本大震災の復興財源を確保するという理由で、トリガー条項は一時凍結されました。これも財務省が復興財源の確保という正論的お題目を唱えて、火事場ドロボーの如く東日本大震災を理由になりふり構わず凍結したのです。
大震災が起こって世の中が大混乱している時に、「大震災ここをチャンスと増税を仕掛ける財務省」という川柳がありましたが、正に的確です。しかし、これはあくまで「一時凍結」ですから、凍結を止めて本来の形に戻せばいいことですが、これがなぜか元に戻らないのですよ。
自民党の中にも、先を見据えて心ある議員連中は「凍結破棄」を迫っているとのことですが、財務省の影響下にある議員との間で押し問答になっているようです。
国会議員はどこを向いて仕事しているのでしょうか。これは財務省にも言えることですが省益のみに汲々とすることは国益になりません。
可及速やかに凍結廃止・トリガー条項の実施を求めます。
今回は、経産省がメーカーに対する補助金投下でガソリン代が2円~3円下がったくらいでお茶を濁せるレベルの話ではありません。
関係者の皆さま、ちゃんとまともな仕事しょうぜ。
ハイ、お後がよろしいようで。
ひな街道・創作雛酒
2022年02月03日
酒田には昔から庶民の間に伝わる「つるし雛・傘福」があります。
このつるし飾りは、伊豆稲取「ひなのつるし飾り」・九州柳川「さげもん」と並んで「日本三大さげもん」に数えられています。
酒田は古くからの湊町で、最上川舟運によって内陸から運ばれる米の集積地であり、江戸初期に、河村瑞賢が開拓した西廻り航路によって関西の京都・大坂と結ばれたことにより、北前船の出入りが繁盛となり、当時の海上交通網の要所港として大いに賑わいました。
その賑わいは井原西鶴の「日本永代蔵」で、「西の堺、東の酒田」と並んで称されており、「本間様には及びもないが、せめてなりたや 殿様に」と唄われるまでの勢力を誇っていた豪商であり豪農の本間家が何代にもわたり栄えました。
本間家は酒田のまつり「山王祭」を盛り上げるために、迫力のある大亀の周りと背中の傘福に数々の縁起物が飾られている「亀傘鉾」という山車を宝暦12年(1762年)に京で作らせ北前船に乗せて酒田に運ばせています。
この「亀傘鉾」は、今でも毎年五月に行われる酒田まつりの山車行列に加わり、市中を引き回しています。
このように、酒田湊は北前船により「米」や、一級品として名を馳せた「紅花」などが上方向けに運ばれ、これによって酒田の商人は多大な富を築いたといわれています。
酒田の大富豪には、回船問屋の「鐙屋」や日本一の豪農として知られる「本間家」などが居て、現在もこれらの旧家は往事の面影を伝えています。
上方からは塩や木綿等の日用品と共に様々な上方文化が乗せられて来ましたが、その一つに豪華絢爛上方仕様の「雛人形」もあったのです。酒田の豪商たちは競って京都から豪華な雛人形を買い求め、それが上方の大阪で北前船に積み込まれて酒田に運ばれてきたのです。
雛人形は江戸時代に全国に広まりましたが、北前船によって運ばれた雛人形は、当時の酒田の繁栄と商人の富の象徴のごとく、豪華絢爛で風格があり、非常に贅を尽くしたものが多いのが特徴です。
当時の雛人形は「享保雛」「治郎左衛門雛」「古今雛」様々と種類があり、人形の数、質において他地域を圧倒する雛人形が酒田の旧家には残され、昭和の酒田大火もくぐり抜けて今まで大切に保管されてきました。
また、この雛人形が運ばれて来た「雛街道」は様々な文化も運びました。上方関西の文化はもちろんもこと江戸の文化も一緒に運ばれ庄内の奥深くに根付いています。
一方で現代の雛人形としては、明治26年(1893)に建造され、築百年以上経過した農業倉庫「山居倉庫」の一部を改装して、観光の拠点「酒田夢の倶楽」を作るときの目玉として平成16年に日本を代表する人形師・辻村寿三郎に製作を依頼して「さかたの雛遊び」を創作し展示しました。
現在は、酒田市が買い取った酒田を代表する元料亭、1895年(明治28年)に建築された「山王くらぶ」に移されて陳列公開されています。
この「さかたの雛遊び」を創作した背景にある物語とは、
江戸時代の全国遊郭番付に明記されている「出羽の国・酒田今町遊郭」は九番目に位置しているほど全国でも有数な遊郭であり、この酒田遊郭の遊女逸話が残されています。
北前船が入港すると荷下ろしや荷積み、次に向かう港に対して追い風になるまで風待ちの待機を余儀なくされて1~3ヶ月程度の滞在は当たり前だったようです。
すると何が起こるか。船頭たちは陸に上がれば毎晩遊郭通いとなり、ある遊女がその北前船の船頭に恋をしてしまい、酒田での逗留を一日でも長引かせたいというはかない思いから、海の神様の怒りを誘い海が荒れ狂うようにと、今で言うところの灯台・日和山にある常夜灯に毎晩自分の腰巻きを括り付けて、悪天候と風向きが変わらないよう神に祈ったと。
そこまでして船頭が海に出れないよう逆さまな願いを神様に祈ったという切なくも悲しい物語が語り継がれています。
このような歴史背景を持つ酒田湊、しかしそれは今を昔「強者どもが夢の跡」である。
それを踏まえて、湊まち酒田だからこその「雛人形」ということで、北前船時代に大繁盛した酒田遊郭を表現した雛人形を創作しました。辻村寿三郎の世界観にして、遊女の雛人形は唯一無二であり、なんとも妖艶な世界を醸し出しています。是非その目で一度お確かめください。
往時を振り返り、古き良きものを大切にする習慣とそれをお披露目する場所として、毎年山形県内では庄内地域をはじめとして、各地の観光施設等で一斉展示する「やまがた雛街道・庄内ひな街道」を実施しています。
県内各地で2月初めから4月まで開催される雛街道イベントでは酒田においても各種の「雛人形」が展示されます。
本間本邸には時代を異にする様々な雛人形が飾られ、本間美術館の「古今雛」や、相馬楼の享保年間に流行った享保雛(1716 〜 1736年)、更には、県内に数多く残る古典雛の中でも飛びぬけて素晴らしい「加藤家のお雛様」が展示されます。
これは、江戸後期の古今雛で、高さ約40cm、目は玉眼、殊に雌雛は、冠の細工は精緻で胸元の重ねは重厚、錦の着物には龍・鳳凰の細密な刺繍が施されています。
当酒蔵では、この雛街道イベントに合わせて「雛酒」を10年前から造って来ました。
今年は、山形県の誇る最新米「雪若丸」で醸した純米酒と純米にごり酒を使用した男雛と女雛を作り、
2月5日より鶴岡の観光物産館にて展示販売を致します。
コロナ過でオミクロンの蔓延が心配ですが、是非皆様には「雛酒」を飲んで家族の無病息災を祈願してください。
ハイ、お後がよろしいようで。
リニューアルWebサイトスタートです
2022年02月01日
2022年2月1日、オードヴィー庄内「清酒 清泉川」のWebサイトが全面リニューアルスタートです。
新しいサイトのトップには、ドローンの空撮を取り込んだ酒蔵案内の動画を取り込んでいます。
赤川の河口、日本海との合流地点より海側にドローンを飛ばして、鳥海山を見ながら酒田港・庄内砂丘地に建つ「風力発電」を眺めながら赤川河口より月山を眺望し、オードウィ庄内のある浜中地区を俯瞰した空撮画像から酒蔵内に画面が切り替わます。
もっと酒蔵の真上をドローンで狙いたかったのですが、浜中は庄内空港隣接地域であり、赤川を越した区域はドローンの飛行禁止区域となっており、そのギリギリのところからドローンを飛ばして、庄内・酒田地域の日本海側からの空撮でした。手前味噌になりますが、なかなかの迫力画像となりました。
細々ながらも明治8年創業より今年で147年、創業者一族で何とか続けて来た酒蔵のこだわりをこの新しいWebサイトに表現してみました。
まだまだ拙いサイトですが、日々アップデートを重ねながら、見て頂く皆様より面白いといって頂けるようなサイトを目指します。
Webサイトで出来ることは今後も限りなく広がっていくと思われます。それを常に追いかけながら独自の情報発信を続けていきたいと思います。
今後とも皆様の応援をよろしくお願い致します。
ブログはお酒造りの近況報告と、酒蔵から眺めた世間の喧噪を時事問題含めて勝手に語りたいと思います。
すでにブログは2~3公開していますが、こちらも応援の程、よろしくお願い致します。
取り急ぎ、Webサイト・リニューアルスタートのご挨拶まで。
オードヴィ庄内・ブログ担当者より