シンガポールで日本酒のワークショップ開催
2022年01月19日米沢の酒オンタップさんとシンガポールのディストリビューターさんが協力して、
シンガポールで山形のお酒を持ち込んだ日本酒のワークショップが開催されまして、
その第1回目の酒蔵サポーターとして、日本酒の解説を行わせて頂きました。
当日は10人程度の募集に対して14名が参加し、約7割が女性だったということです。
試飲・飲み比べとして、オードヴィ庄内のお酒3種類「銀の蔵」純米吟醸酒、「雪女神」純米大吟醸と
「雪若丸にごり」純米にごり酒を会場に持ち込み、他の酒蔵のお酒として、
若乃井酒造の「雪解けの誘い」純米吟醸酒、浜田酒造の「Faucom雪女神」大吟醸と
中沖酒造の「一献」純米吟醸・低アルコールの3種類を持ち込みまして飲み比べをしました。
吟醸酒はどちらも「出羽燦々」で醸したお酒で、大吟も「雪女神」で醸したお酒を飲み比べて頂きました。
同じ酒米で醸したお酒でも、その蔵で違う味になる日本酒の奥深さを堪能出来たのではと思います。
最期の飲み比べは、種類が全く違うお酒になりましたが、2つとも特徴の有るお酒を味わうことが出来て
初回の参加者はラッキーだったのではと思います。
1つは山形の最新食米「雪若丸」を使って特別製法を駆使して醸したアルコール11度の純米にごり酒と
方や、アルコール13度の低アルコール純米吟醸の原酒というコンセプトの基試験醸造酒です。
持論になりますが、15~17度程度で現状の日本酒ではなくて、もっと低い12~13度程度の低アルコールで
しかも、しっかり日本酒本来の風味を持ち且つ呑み疲れしない日本酒を造るべきと考えていまして
この中沖酒造の低アルコール基試験醸造の取り組みには拍手です。
ワークショップの内容を終終して所定の時間を過ぎても、会場は大盛り上がりで更に1時間程度
日本酒談義に花が咲いたということでした。
第1回目として大成功で終わり何よりです。パチパチパチ!!!
また、シンガポールで山形の日本酒が振る舞われ、その美味しさを広めることが出来れば最高です。
2回目は2月に開催とのことです。現地シンガポールの日本酒好きの方はご期待下さい。